Waitangi Day(ワイタンギデー)とは、1840年に「ワイタンギ条約(Treaty of Waitangi)」が初めて調印された日を記念する日で、ニュージーランドの祝日です。
ワイタンギ条約では、イギリス王室の代表者と、500人を超えるニュージーランドの先住民族であるマオリ族の代表者が、以下のような内容を取り決めた条約です。
- マオリ族がニュージーランドの先住民族だと認める。
- マオリ族の文化を保護し、マオリ族がニュージーランドに住み続けられるようにする。
- イギリスに主権を渡し、イギリス人・マオリ族を含む全てのニュージーランド人のために法律を制定したり、国土を開発したりする権利を与える。
- マオリ族にイギリス人と同じ権利と地位を与える。
つまり、この地をイギリスの植民地としつつ、マオリ族のことを尊重し大切に扱うことを約束する内容で、この日がいわゆるニュージーランドの建国記念日に当たるようです。
ニュージーランドで暮らしていると、この条約が名ばかりの条約ではなく、現在でもちゃんとマオリ族の文化が大切にされていることがよく分かります。多くの地名にはマオリ語が入っていますし、公的な書類やお店の案内にもマオリ語が入っています。
また、多くの学校でマオリの代表的な踊り「Kapa Haka(カパハカ)」を習うグループがあり、各地でコンペティションが開かれたり、イベントで Kapa Haka を披露したりします(昨年は小姫も参加していました)。
先住民族を大切にするニュージーランド、とてもいいですね。
【参考文献】
